子どもの頃から人見知りで、
そろそろ克服したい!
と、考えているけど
なかなか出来ずに悩んでいる方はいませんか?
かくゆう私も、子どもの頃は人見知りで
しんどい思いをしましたが、
現在は克服し
誰とでも話す事が出来るようになっています。
この記事では
私が、どのような治し方で克服したか?
具体例を挙げて
分かりやすくおすそわけしたいと思います。
異性に対する人見知り なかなか地が出せなかった子どもの頃の私

私は、幼少の頃から20代前半までの長い間
人見知りする子どもでした。
幼少から中学生の頃は
同学年以上の男子が特に苦手で、
何を話したらいいのか分からず
用がない限り
話し掛けるなんて全く出来なかったし、
話しかけられても
「うん」か「ううん」
と、言うのが精一杯。
男子に対し、いとも簡単そうに話し
笑い合っている女子が
とっても羨ましくて仕方なかったです。
1つでも年下だと、平気で話せるのに
何でだろう?
当時は自分でも不思議に思っていて
自分の事が理解出来ませんでしたが、
大人になり、自分の息子が
[HSC(繊細な気質を持つ子ども)]
かもしれない…と、気づいた時
私自身も、HSCだったんだ…
と、気づき
その気質ゆえの事だったんだと
ようやく納得する事が出来ました。
詳細について書かれている記事は、こちら ↓
高校・専門学校時代も、
男子が苦手だった私は
あえて、女子しかいない学校やクラスを選択
するほど…。
この件について触れている他記事は、こちら ↓
社会人になると、
今度は年下の男性相手でも人見知りするようになり
そんな自分にヤキモキし
何とかしたいという気持ちが
常に私の中にありました。
同性への人見知りぐらいは何とかしたい! 克服のきっかけ

女子相手でも
何となく合わないな~と感じる子に対しては
楽しくても愛想を振りまき笑うだけで
その後の言葉が出てこないため会話が続かず、
やはり人見知りして
上手くコミュニケーションが取れない事が
多々ありました。
私は、心を開いて地が出せる友達には
面白い事を言って
よく笑わせる事が出来ていました。
ところが、合わないと感じる子には
本当の自分をさらけ出せず
パッと見、大人しい顔立ちをしている事もあり
大人しいよね~
暗いよね…
と、言われたり
外見だけで勝手に決めつけられたりする事が多く
それが、すごくイヤでした。
本当の私は、あなたが思っているより
ずっと、もっとしゃべるし、
面白い所もあるんだよ
本当の私を、分かってほしい…
小学校高学年になってから
その気持ちが強くなっていました。
転機が訪れたのは
中学生になってすぐの事でした。
中学校まで、私は
1番仲の良いK子と、
K子の友達Cさんの、3人で登校していました。
校区の外れに住むK子が
私の家まで迎えに来てくれて、
しばらく2人で歩いた後
Cさんと合流していましたが、
遅刻魔のK子は
約束の時間になってもなかなか来ず、
私は先に出発し、Cさんと2人歩いて登校する事が
段々多くなっていきました。
Cさんは、どちらかというと私と
若干[合わない]タイプ。
お互い気を使いながら話している感が
否めませんでした。

さらに、バレーボール部に入部した私は、
部活のある日は
家が近い部員2人と一緒に帰宅していました。
1人は、K子。
もう1人は
以前より何となく合わないと感じていた
Yさんでした。
たまに、K子が部活を休んだ日は
Yさんと私の2人きりで帰るわけです。
最初の頃は会話が続かず、
それがとても苦痛で苦痛で仕方ありませんでした。
ですが、部活は中学3年生の秋に引退するまで
まだまだ続くわけですし、
バレーボールは6人で行う団体種目。
良いプレーを引き出すためには
良い関係を築き上げる事が必須になってきます。
何とかしなければ…!
私は今までの自分を脱却し
もっとどんどん地が出せるようにしよう!
と、決心したのです。
まず、CさんYさんを始め
合わない女子に対しての
人見知りを、なくそう!
と、決め
クリアしたら、次は男子…というように、
順を追って、目標を設定する事にしました。
人見知りの治し方① 会った時の印象を大切にしよう

第一印象 が大事
と、良く聞きますが
本当にそのとおりだと思った私は、まず
印象を良くする事に重点を置くようにしました。
例えば、その日始めて会った時や、偶然会った時
朝なら、笑顔で明るく大きな声で
「おはよう!」と、手を振る
校内で会ったら、笑顔で明るく
「おっ、偶然ー」と、手を振る
下校時は、笑顔で明るく
「バイバーイ」と、手を振る
当たり前のように思われるかもしれませんが、
人見知りの人にとっては
結構勇気がいる行動なのです。
つい、気が付いていないフリをしてしまったり
視線をフッと逸らしてしまったりしがちなので
それらをやめ、
知ってる人に会ったら、このように
愛想良く対応する事から始めようと考えました。
人見知りの治し方② 挨拶前後に、もう一声掛けてみよう

比較的、①の挨拶は、すでに出来ていたので、
もう一言、この挨拶の前後に何か言えるよう、
私は自分に課題を出してみました。
おはよう!
今日、めちゃくちゃ暑いねー
溶けそうだわ~
どこ行くの? 移動教室?
いってらっしゃーい
いや~凄い雨だから出たくないけど
帰るわ バイバーイ!
この人になら、このセリフでも大丈夫かな?
…と、個別にセリフを考えるのは
とっても大変な事でしたが、
大変さよりも
早く人見知りを治したい気持ちの方が強かった私は
この[課題]を、学校のある日は毎日自分に課し、
そして徐々にレパートリーを増やしていきました。
努力の甲斐あって、
今では突如バッタリ知り合いに会ったとしても
動じる事なく、スラッと言葉が出るようになった
ので、効果てきめんです。
人見知りの治し方③ 相手との共通点をみつける努力をしよう

私は、人見知りを克服するために
会話が途切れてしまう[無言状態]を
いかに減らせるか
対策を考えるようになりました。
話が途切れないよう話続ける事は
人見知りの私にとって、とても大変な事でした。
でも、ある時気づいたんです。
共通な話題なら、お互い理解しやすく
話も弾むのでは? と。
たとえば、同じバレーボール部員同士なら
部活内の出来事
先輩後輩の事
顧問の先生の事
試合の時のルールについて …など
このように、たくさん話せる事や相談出来る事って
あると思うんです。
いくつか共通の話題を見つけておき、
万が一、会話が途切れそうになったら
次はこれ!のように
用意しておければ安心ですね。
人見知りの治し方④ 相手の事を知る努力をしよう

好きな事・趣味・興味ある事
に、関する話も
比較的話し続けられるんじゃないでしょうか?
私は、合わないと感じる子と2人きりで話す時、
自分の好きな事や趣味を話し
相手の反応を見るようにしました。
もし、相手も同じように好きなら
そこから話を膨らませる事が出来るからです。
ですが、必ずしも
共通のものが好きとは限らないですよね。
その場合は、逆に
相手の好きな事や趣味を聞き出し、
たとえ、自分が興味が持てない事だとしても
相づちを打ったり、傾聴して
相手がもっと詳しく掘り下げて話してくれるよう
[聞き役]に徹する事を心掛けました。
次に会った時も
あの話、あれからどうなった?
と、話の続きを聞く事で
会話が再燃する事もありましたし、
またその次に会った時も
「話したい」と思ってもらえるんじゃないか…
そう思ったからです。
自分の好きな話をとことん聞いてくれる人の存在
というのは、よほどの事がない限り
喜ばない人はいないと思うんです。
人見知りの治し方対策としてだけではなく、
お互いの事を知り
距離を縮めるのに1番効果的かもしれませんね。
人見知りの治し方⑤ 自分の悩みを相談したり、相手の悩みも聞く姿勢を示そう

それ以外に、私が話題に困った時
良くネタにしたのがこの
[悩み相談]でした。
悩みと言っても
本当に深刻に悩んでいるような悩みではなく、
ちょっと悩んでいる程度のものなら
人見知りする相手であっても
比較的話せるのではないでしょうか?
たとえば…
毎朝、いつも寝癖がつくから困る
どうやって直してる?
毛深いから困ってる
毛の処理って、何かやってる?
こんな感じのちょっとした日常の悩みを
よく私はネタにしていました。
人見知りのある方は
気心知れた友達以外には
なかなか自分を出せないため、
自分の弱みだったり悩んでる事を
簡単には言えない事が多いかと思います。
しかも、本当に深く悩んでいる事だと
人見知りするしないに関わらず
誰だって口が堅い信用出来る相手を見極めてから
話そうと考えるでしょうし
それは当然だと思います。
ただその場合、
悩みがその場で解決する事もあれば
解決しない場合もありますよね。
ですが、ちょっとランクの低い悩みであれば
比較的話しやすいですし
色んな人に聞けば聞くほど
その中から自分が求めていた[答え]が
早く見つかる可能性もあり、一石二鳥なので
話題に困った時用のネタとして
幾つか用意しておくのも手かと思います。
逆に、相手の悩みを聞き、
話を聞く姿勢を見せる事も
相手との距離を縮め、
人見知りから抜け出す一歩になるのでは
ないでしょうか。
たとえば…
私、チーズが苦手なんだけど
何か苦手なものある?
何か、苦手になるきっかけがあったの?
こんな、ちょっとしたネタから
話を膨らませる事も出来ますしね。
人見知りの治し方⑥ 目にうつる環境もネタにしよう

それでも、まだ
話が途絶えてしまったり
ネタが尽きてしまったりする場合、
その場から見える
[景色]や[環境]に助けを求め
ネタを拾い集めるのも1つの手だと思います。
たとえば、歩行中、
ある建物の3つの窓を見ているうちに
あの窓、なんか人の顔みたい…
上の2つが目で、下の窓が口で…
看板でも、雲の形でも
何でも良いんです。
目に止まった
ちょっとクスッと笑える事を
あえて口に出してみる勇気を持つようにすると
意外と相手も面白がってくれて
もっとないかな~(笑)
と探し、さらに笑えるものを発見して
大爆笑になる事もあったので、
トライする価値は、大いにありますよ(^ ^)
人見知りの治し方まとめ [場数を踏む事]が1番

ここまで挙げた一例は、
私が人見知りのピークだった中学生時代に始め、
今は、意識せずとも
自然に出来るようになった事ばかりです。
女子に対して
人見知りを克服出来るようになった後は、
男子に対しても
同様のやり方で少しずつ経験を重ね、
遅ればせながら20代前半の終わり頃
ようやく男子女子関係なく
誰とでも会話を楽しむ事が
出来るようになりました。
気がつけば
人見知りを克服していたのです!
積み重ねた努力と経験は、次第に自信となり、
今では、人見知りだった事がとても懐かしいほど
過去のものとなっています。
中学生時代は、本当に
色んな壁にぶつかりながらも
負けずにトライし続けた時期でした。
生涯の中で1番といっても過言ではないほど
大変だったのに、
良く頑張り抜いたと、自負しています。
そのおかげで、現在の私があるのですから…。
とにかく
[場数を踏む事]が大切かなと思います。
治し方は、他にもたくさんあると思いますが、
自ら努力し
コミュニケーション力を磨き上げれば
人見知りの悩みから脱する事は可能
ですし、
治したいという気持ちさえあれば
きっと叶うと思います。
この記事を読んでくださる読者の中には、
当時の私と同じ、中学生の方もいると思います。
どうか諦めず
この記事を少しでもヒントにチャレンジしてみて、
人見知りから脱出出来る人が増えるといいな…
と、願っています。
きっと、生きる世界が
とても明るくなりますよ!