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朝起きられないのはママのせい!目覚ましが聞こえない子どもの起こし方

朝起きられない
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学校に行く時間が迫っているのに、
子どもが朝起きられないと、親としては

 起こしにいかなければ!

と、いう気持ちになりますよね。
ところが、せっかく起こしても

 ママの、起こし方が悪い!

と、機嫌が悪くなり、
朝から親子バトルが始まる事はありませんか?

目覚ましが聞こえないほど、
寝入っている子どもを起こすのは
本当に大変です。

それだけに留まらず、
朝起きられない子どもは、もしかしたら
何らかの困り事を抱えており、
SOSを発信している可能性もある
のです。

この記事では、朝起きられない次男に対し、

 どのように、対策し、
 次男に、何が起きていたのか?

過去の実話を交えながら、
根っこにある問題に辿り着くまで
おすそわけします。

小学校5年生から、深夜まで起きるようになった次男

真夜中に必死に宿題する男の子

次男が、小学校5年生の時です。

毎日出される[宿題]
これが、その後の次男の人生に
大きな影響を与える事になる、
朝起きられない問題の始まりでした。

宿題の難易度が上がり、
帰宅早々、やる気が出なかった次男は、
ゲーム・風呂・食事全てが終わってから、
仕方なく取り組んでいました。

完璧主義の気質がある次男でしたから、
書き込んだ線が、ちょっとでも曲がってしまうと
直さなければ気が済まず
納得いくまで書き直したりするため
いつも、終わるのは
23時~0時を過ぎる事もしょっちゅう…。

当然ですが、翌日は朝起きられない事が多く、
目覚ましが聞こえないほどに、
熟睡している日がどんどん増えていきました。

親の私まで寝不足に…。早く寝るよう促すものの次男に響かず…

朝ご飯も食べず寝不足な顔で食卓に座る男の子

この時期、私・次男・長男は、
3人一緒の部屋で寝ていました。
早ければ22時頃
遅くても23時には就寝していたのですが、
次男が宿題をやるため、
寝る時間が遅くなりそう…と、分かると

 先に寝てるよー

と、伝えて寝るものの、
やはり次男が心配でなかなか寝付けず
親の私まで寝不足な日が多々ありました。
朝が辛いのは、次男だけでなく、
私もだったのです。

朝になると、私は寝足りなさを感じつつも起き、
目覚ましが聞こえない状態で寝続ける次男を
何とか起こしていましたが、
つい、

 もっと早い時間から宿題始めて
 早く寝よう?

 小学5年生が寝るには、
 あまりにも遅すぎるよ

 Y(次男)が遅くまで起きてると
 お母さんも心配で寝れないし 

と、文句を含んだような指摘を
してしまう事もありました。

ですが、ちっとも次男には響かず、
しんどいはずなのに、この生活を
直そうとはしなかったのです。

YouTube・ゲーム三昧になった次男 親子関係悪化は起こし方にも悪影響

目覚ましを止めて寝続ける男の子

小学校6年生になった次男は、
担任の先生が代わり、
昨年までのような難易度の高い宿題からは
[解放]されました。

新しい担任の先生が出す宿題は、
小学校から支給された
[タブレット]を使ったものでもOK
になったので、
タブレット操作が大好きだった次男は、
昨年とは打って変わって
楽しそうに毎日宿題に取り組むようになり、
短い時間でパパッと済ませ

 はい、もう終わり!

と、いう日が増えていきました。

ところが時間が空いた分
早く寝てくれるかと思いきや、
そう上手くはいきませんでした。

ハマり出したばかりの
YouTubeやゲームに明け暮れ、
夕食・風呂・寝る時間になってもやめないのです。

すっかり[夜ふかし]が当たり前になってしまい、
叱ってばかりの私に対し、
反抗してくる次男との関係は、
どんどん悪化し始めていました。

この関係悪化は、
朝起きられない次男を起こす時にも
大きな影響を及ぼすようになり、
なかなか起きてくれないばかりか、
せっかく起こしても不機嫌だったり
キツい態度で接してくるため、
毎朝、しんどさを感じるようになっていました。

長男が車で登校するのに便乗するため、朝起きていた次男

車から降りて歩き出す悲しい表情の中学生と、車内から手を振る男の子

この時期、
中学2年生になったばかりの長男は、
腹痛で欠席したり、登校したりを繰り返していて、
歩いて登校だと、
途中体調が悪くなるといけないから…
など、色々な理由から、
車で中学校まで送る事が増えていました。

ですが、長男が車で登校する日は、
次男が、朝から私とバトルする事なく、
比較的ラクに起きてくれていました。
ついでに小学校まで
車で送ってもらおうと乗り込む気でいるからです。

どんな理由だろうと、スッと起きてくれる事は
本当に助かっていましたが、

 Yは、歩いて行くよね?
 体調悪いわけじゃないんだし、
 歩いて行きな

車で行く気満々だろうから、
こういう場合
絶対に歩いて登校する事はないだろう
と、分かっていましたが、
甘えさせたら次男のためにならないと思い、
このように一旦は[拒否]していました。

ですが予想通り、歩く気はゼロ。

 バトルする事なく 
 頑張って起きたんだし 
 まぁ、乗せていってあげるか

日頃、なかなか朝起きられない次男が
スムーズに起きられたご褒美も兼ねて、
私の方が柔軟に対応し
乗せて行っていました。

この時、次男にはある[悩み]がありました。
車内で、その悩みを正直に話してくれて、
歩いて登校したくない理由があったんだな…
と、初めて知る事も出来ました。
詳しい詳細については、後日記事掲載します。

 朝起きられない上、腹痛が起きるようになった次男

ランドセルを持ちながら辛そうな表情の小学生の男の子

ところが、この後、事態は悪化します。

長男の腹痛が治らず、
登校時間に間に合うよう行けなくなってからの話
です。

腹痛が治まった日は
遅刻して別室登校するため
毎回車で中学校に送っていたのですが、
小学校に通常登校する次男とは
家を出る時間が違うので、
次男は、車で送ってもらえず
歩いていかなければならない
わけです。

登校時間に、家を出れない長男の姿、
そして、車で小学校まで
乗せていってもらえなくなった事などの
影響もあってか、
次男の体に異変がおきました。

朝起きられない上に、
次男まで腹痛がおき、
より一層朝が辛くなってしまったのです。

私か主人が、次男を小学校まで車で送り、
私は数時間後に
今度は長男を、中学校まで車で送る日もあり
毎日クタクタでした…。

実は、
ずいぶん後になってから分かった話なのですが
この時の次男は、さらに
[深い悩み]を抱えていました。

その悩みも、
朝起きられない事につながっていたようなのです。
この話については、
最後に詳しくお話したいと思います。

さらに朝起きられない次男 起こし方が悪い! 暴言暴力の朝が始まる

布団の中で怒っている男の子

夏休み明け、
長男はとうとう
学校に行けなくなってしまいました。

それに影響を受けてか、
次男の腹痛も相変わらず続き、
小学校6年生の9月以降
毎朝、私が車で送るのが
当たり前になっていきました。

この時期は、次男を送り届けるまでが
私にとっては[苦行]でした。

 車で行くから、まだ寝てていいや…

と、いう気持ちもあるのか、
朝起きる時間は、どんどん遅くなり、
ギリギリまで朝起きられない状態…。
次男を起こすのが、
さらに大変になっていたからです。

相変わらず、目覚ましが聞こえないため、
YouTubeで、
何か曲や動画も流す事にしていたのですが、
それでも朝起きられない次男を起こしに行くと、

 布団を取る 
 ➔ 布団をかぶる

 体をくすぐったり、ポンポンと叩く
 ➔ 肘をぶつけられたり、足で蹴られる

 舌打ちする

「起こし方が悪い
「起こし方がウザイ
朝起きられないのはママのせい
 と、文句を言われる

このように、
次男の態度は明らかに反抗的になっていき、
暴言暴力が出るようになってしまったんです。

この時期、私は
[発達科学コミュニケーション]という
子育ての学びを独学で始めていて、
子どもに暴言暴力を浴びせられても、
スルーして応戦しないようにしていました。

ですが、起こし方の改善を図ろうと
ようやく起きた次男に

 「起こし方が悪い」
 って、言ってたけど
 どうやって起こしたら
 気持ち良く起きられる?

 「起こし方がウザイ」って、
 お母さんの、
 どういう所がウザイのか教えて?

そう尋ねるのですが、

 そんな事も分かんねーのか 
 頭悪すぎる…
 
自分で考えろ!
 
知るか!

ため息混じりに、
そう言い放って取り合ってくれず、
どうしようもなくなった私は、
朝が来るのがしんどくて仕方ありませんでした…。

気に入らない起こし方とは?

仰向けに寝転がって笑顔の男の子に、話しかける笑顔の母

 どうやったら、不機嫌にさせずに
 起こせるかな…

 自分で起きてくれたら、
 こんなに悩む必要ないのに…

 何で、私ばっかり、
 こんな思いしなきゃなんだろう…

毎日毎日、私なりに考え、実行しても、
次男が希望するやり方ではないらしく、
不機嫌な朝は、容赦なく続きました。

この辛さから抜け出すには
どうしたらいいんだろう…と、悩んだ私は
[発達科学コミュニケーション]のメルマガ等で、
よく耳にする
[親子関係]に注目し始めました。

親に対し、暴言暴力が出ているという事は、
親子関係が悪化しているという事…。

まず、

 私と次男の関係を
 良くする事に、重点を置いてみよう

そう、思うようになりました。
関係が改善されれば、

 朝起きられない問題
 起こし方問題解決するかもしれない…

と、感じられたからです。

私は、次男に
腹痛を治すため、

夜寝る前に
お腹のマッサージをしてあげようか…

と、提案しました。

当時の次男は、
問題を出されて、答えを当てるのが好き
だったので、

 マッサージしながら、
 何か問題、出そっかな~

と、提案したところ、
喜んで乗ってくれたのです。
特に、歴史がマイブームだったので、
比較的歴史が得意な私は、
歴史問題を出しながら
マッサージする夜が続きました。

そして、何日か経った夜、
次男の機嫌が良いのを確認して、

 相談があるんだけど…いい?

起こし方について、
相談しようと切り出したところ、

 分かった! あれでしょ?

1回間違えたものの、
2回目でズバリ当ててきたのです。

 おーっ、よく分かったね! 
 正解!
 朝、どうやって起こせばいいかな?
 と、思って…

と、直球で尋ねてみました。
次男は

 遠くから、大声で呼ぶのは
 ウザイから、やだ

 言い方がうざいのは、やだ

 朝ご飯出来てるよー
 とかは、
 当たり前の事だから
 言う必要ない

などなど…
具体的にイヤだと思う起こし方を
教えてくれるようになった
のです。

 分かったよ 
 じゃあ、それはやめるからね 
 目覚まし鳴っても起きてこなかったら
 近くに行って、起こすようにするね

と、約束し、
翌日、次男の希望通りにしてみました。

ところが、それでも朝起きられないため、

 何時になったら起きるの?

 7時半でいいの? 

 間に合うの?

 もしかして…具合悪いの?

家事の合間にちょこちょこ
寝ている次男の部屋まで行き、声を掛けるのですが
このような余計な一言を言ってしまったがため、

 うっせーな…

カチン! ムカッ! 
…また不機嫌にさせてしまったのです…。

暴言をスルー出来ず反撃! 冷静になり見い出した新たな対策とは?

困った表情で考え込む女性と、何かひらめいた様子の女性

何とかしたかった私は、その日の夜、
朝、余計な事を言って
イヤな気持ちにさせてしまった事謝り、
そして再び、次男に
明日の起こし方について相談してみました。

 じゃあ、
 10分早い時間を、言って起こして

このように、別の作戦を考えてくれたのです。

翌朝、作戦どおり、
7時10分の時は
「7時だよー」と、言うようにし、
YouTubeで、いつもとは違う曲を流したりしながら、
余計な一言を言わないよう辛抱強く起こしました。

結局、不機嫌さは変わらず、
前日より、さらに遅い時間にようやく起き、
朝ご飯のみそ汁が冷めないようかぶせてあった蓋を
ガンッ!と、シンク内に投げつけ、
まだ不満があるようでした。

この後、次男の連日に渡る暴言に、
堪忍袋の緒が切れた私は、
スルー出来ず
久しぶりに応戦してしまったのですが、

 こんな事では、
 起こし方問題は、何も解決しない…

と、冷静さを取り戻して考え抜き、
ある方法を思い付いた私は、
その夜、次男に提案する事にしたのです。
この日の詳細については、後日記事掲載します。

新たな対策で、少しだけ起こし方問題が改善!

両手を合わせて、隣のメガネの男性に頼み込む女性

 そうだ! 
 明日は
 お父さんに、起こしてもらおうか!

恒例の夜のマッサージ中、
そのように、私は次男に提案してみました。

  主人の力を、借りよう 

と、考えたのです。

 えー、怒るからヤダ
 乗ってきて圧死するからヤダ

主人は、怒ると怖いですし
たまに人の上に乗ったりして、
戯れる事があったので
自分の上に乗られると重たそう…
と、想像してか、即、拒みました

 じゃあ、怒らないように言っとくし
 乗らないよう、言っとくよ(笑)

と、次男の不安を取り除くような声掛け
したところ、
次男は笑っていて、
本当に拒んでいるわけじゃない様子だったので、
帰宅した主人に、お願いする事になったのです。

私は、朝起きられない次男を起こす事が
どんなに大変か、
主人にも知ってほしい気持ちが
以前よりありました。

主人相手なら、
次男も素直に起きるかもしれないし、
次男にとって、これが最善策だと感じたのです。

主人は、頼まないと動かないタイプなので、
私は、日頃の苦悩を主人に話し、

朝起こすのを、手伝ってほしい

と、依頼しました。

主人は出勤前に、
面倒くさい…と、感じていたようでしたが

 オレが使ってる
 コケコッコー(の目覚まし音)
 鳴らすか!

と、策を練ってくれて
翌朝、早速実行してくれたのです。

それでも、次男は起きなかったため
そーっと寝ている次男の上に乗り、

 フギャッ!

と、楽しそうな声が!

一度起きたようなのですが
またバフッと寝てしまったため、
主人が力技で背中を押し上げ、体を起こしたところ
眠そうにしながらも立ち上がり
部屋から出てきたのです。

その後も、すんなり朝ご飯の部屋に現れず、
なかなか手強い次男でしたが、
主人が何か声をかけてくれたようで、
それから間もなくして、朝ご飯の部屋に現れ、
主人との起床ごっこについて
楽しそうに教えてくれた時は、
本当に嬉しかった…。

 それは良かったねー(^ ^)
 よし、手伝うから急げー

寝癖がついた髪を直すのを手伝い、
最近時間がなく、食べられずにいたパンを
この日は食べる事も出来、
いつもの不機嫌な次男はいませんでした。

歩いて間に合う時間ではなかったため
車を出す事になったのですが、
母の逆鱗に触れた昨日の威張った口調もなく、
車内では、歌い出すほど機嫌が良い次男の姿

 ようやく、以前の次男の姿に戻れた…
 主人に頼んで良かった…

と、心底ホッとし、
しばらくの間、主人に
次男を起こすのを手伝ってもらう事になった
のです。

機嫌良く起きられるようになった次男 

目覚ましを止めて寝続ける息子を見て、困っているメガネの男性

それ以来、
次男は機嫌を損ねる事なく
起きるようになりました。

ですが、主人相手でも
なかなか朝起きられない事は多く、
主人もかなり苦戦しました。

ダラーン…とした重い次男の体を
引っ張り上げたり、
女性の私では真似出来ないような
力の必要なやり方
主人は毎朝頑張って、起こし続けてくれました。

主人が早番で、時間がない朝は、
主人がやるのと同じような方法で
私が頑張って起こすようにしました。

私は、次男に

 自分で考えろ!

と、言われて以来、
自分の胸に手をあてて考え
私と主人の起こし方で、
決定的に違うのは間違いなく

  口うるささ

だと、確信しました。

次男に以前、指摘されていたこの
[口うるささ]
やはり不機嫌さを招いていたのです。

指摘される前の私は、
次男を起こす時、必ずと言っていいほど

 おーい、○時○分だよー

など、1Fから2Fの次男の部屋に向けて
大声で声を掛けたり、

 今日の給食は○○だから
 いいなぁ

次男の部屋に入ってからも
何かと声を掛けていたのですが
それが次男にとっては、
ウザイと感じる原因だったのです。

 ああ言えば
[起きるんじゃないか]
 と、思って言ってるだけでしょ?

 いちいちうるさい
 言わなくたって別にいいし

後日、次男との関係が多少回復した時、
次男に言われた言葉です。

私は
[発達科学コミュニケーション]を学びながら、
他の子どもには効果的な声掛け
だとしても、
自分の子どもにも効果があるとは限らない
と、気づきました。

子どもの性格・考え方・声掛けに対する反応など
日頃からよく観察し、
子どもに合った声掛けを
私自身が習得しなければならなかった
のに、
他の子どもに効果があったから、うちの子にも…
と、真似したところで、
次男に合わない声掛けだと逆効果になり、
かえって不機嫌にさせてしまうのは
当然ですよね…。

希望する起こし方を貫き、次男の事は次男に任せられるようになった私

ベッドの上で起きて、背伸びをする男の子

中学1年生になった次男は、
近所の男の子が迎えにきてくれて
一緒に登校するようになったのですが、
腹痛は治ったものの
相変わらず朝起きられない
目覚ましが聞こえないため、

  朝、起こして

と、頼まれ、私がその担当をしていました。

YouTubeで、

・J-POPの流行曲
・次男が好きな曲
・ゲーム動画実況

などを流したり、
とにかく
次男が希望する起こし方で毎朝起こし続けました。

不機嫌になる朝は、まだたまにありましたが、
親子関係が良い方向に向かっていたため
主人ではなく
私が起こす担当に、また戻っていたのです。

色々あって、
次男が、登校しぶりをするようになった後も
頼まれた起こし方[だけ]を、するよう徹底し
起きられなくて遅刻しようと、欠席しようと、
それ以外の事はしないように…
とにかく、出しゃばらないようにしました。

 何で、起こしてくれなかったの?

と、不満そうに訴えてくる事も
たまにありましたが、

 言われたとおり
 起こしたんだけどね(^ ^)

と、だけ言い
落ち着いて対応するようにしました。

本当に「行かなきゃ」
と、いう気持ちがあれば、
どんなに寝不足だろうと、起きるはずですし、
前日も早めに寝るよう努力もするはずです。

 学校に行きたくない
 何か[原因]があるから
 夜ふかしも平気でする
 朝起きられないのかも…

長男の不登校の経験から
微妙に感じる[何か]を察知していた私は、
詮索せず、ただひたすら
次男に頼まれた起こし方だけを貫きました。

そこには、もう1つ
[狙い]がありました。

このままでは、朝起きられない時、
人のせいにばかりして
自分で何とかしようという気持ちが起きにくい
ので、
少しずつでいいから

 人に頼らず、
 自分の力で起きられるように
 なってもらいたい…

 朝起きる事を
 [他人任せ]ではなく、
 [自分事]として
 考えられるようになって欲しい…

そういう狙いがありました。

そのためには、
次男に頼まれた起こし方だけやったら、
それ以上余計な事はせず、後は次男に任せる…

これから先の、次男の人生を長い目で見据え、
次男のためには、それが得策だと考えたのです。

自ら好きな方法で起きるように! 朝起きられないのが[自分事]に!

笑顔で話す男の子と3台のスマートフォン

結局、登校しぶりから不登校へと
進んでしまった次男でしたが、
現在、次男を起こす事はしていません。

たまに頼まれて起こす事はあるものの、
今、次男は
中学2年生の春に買ってあげた
スマホを上手く活用
自分で起きています。

そして
自分が起きたかった時間に起きられなくても

 ママが起こしてくれなかったせい!

と、不機嫌に言っていた次男
もういません。

 どういう事でしょう…
 5回鳴るようにセットして
 5回とも聞こえたけど
 また寝落ちして…
 そして今、起きました!
 ああ~ミスった…

起きられなかった事を
このように面白おかしく教えてくれたり、
朝起きられない事が、いつの間にか
[自分事]として、すっかり定着したのです。

全ては、自分専用のスマホが手に入った事
から始まりました。

 今度から
 このアラームで起きてみるわ

次男の方から、そう言ってきたのです。

すでに不登校が始まっていて
昼夜逆転したり
起きる時間は毎日違っていたのですが、
私は、無理矢理寝せようとしたり
起こしたりする事なく
次男の事は、
次男に全て任せられるようになっていました。

良い意味で、私の方が
[子離れ]出来るようになっていたのです。

すると自然
次男も、自分の事は自分で考えるようになり
起こさなくてもよくなったため、
今まで散々苦悩し、しんどかった
[起こし方問題]から、私は解放され
比べものにならないくらい、ラクになれました。

[最後に…]朝起きられない根っこにあった問題 次男の本音

困った表情の男の子と、困った表情の母

そして後日
次男は
色々な深い悩みを抱えていた事が分かりました。

 良い成績を、取り続ける事への
 プレッシャー

 友達の期待に応えて
 頑張り過ぎてしまう
 完璧主義な自分への不満

 思っている以上に
 出来ない自分への不満

 成績が悪くても、
 笑いながら堂々と話せる
 友達へのあこがれ

小学校6年生の頃から
こういった事で悩むようになったと、
私との親子関係が良好になってすぐ
次男は
溜まっていた膿を話してくれたのです。
この詳細については、後日記事掲載します。

そういった悩みが、次第に
学校から足が遠のいた原因の1つであり、
学校に行きたくない
面倒くさいという気持ちが生まれたようなのです。

朝起きられないのは、
YouTubeやゲーム三昧で
夜ふかしばかりしていたから…
と、いう事が間違いなく1番の理由ですが、

 それだけでは、なかったんだ…
 だから、朝起きたくなかったんだ…

思えば、
次男の、朝起きられない頻度が増えたり
腹痛が始まったのも、ちょうどこの頃だったので
ようやく未完成だったパズルが
パチッとはまったように、納得がいきました。

不登校を選択した後は
学校に行かなくなった事

  悩みから解放され、
  とてもラクになれている

と、話していました。

次男が決めた事ですし、
次男がラクに生きられる事が今は最優先
なので、
私も次男の選択を受け入れ、
次男が苦しむ全ての要因につながる
[完璧主義]が、少しでも柔らぐよう
今もなお対応を続けているところです。

この記事を読んでくださる方は、
目覚ましが聞こえないほど寝入っていて
なかなか朝起きられないお子さんに
困っている
かもしれません。

ですが、
怒ったり
大声を出して起こそうとする前に、

 ・お子さんが
  何か悩んでいる様子はないか?
 
 ・言えずに溜め込んでいる事
  はないか?

そこにも注目してほしいです。

思春期のお子さんだと、
なかなか[本音]を出してはくれない
かもしれません。

ですが、親子関係さえ良好であれば、
お子さんはきっとヘルプを出してくるはずです。

 朝起きたくても、起きられないのか?
 それとも
 朝起きたくないから、起きないのか?

その見極めをするためにも、
常日頃から、たわいもない会話をするなどして、
お子さんと
良い関係を保てる親子が増えるといいな
と、切に思います。

この記事を書いた人
こっこ

高校2年と中学3年の息子のママ
専業主婦

2人とも中学生になってすぐ、不登校・登校しぶり・無気力・昼夜逆転など様々な問題が発生

解決するため、たくさん学んで実行
その甲斐あって穏やかな日常を取り戻した今、その経験から得た気づきを、同じように苦しむ全ての方を救うべく惜しみなく発信

プロフィール詳細 

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